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シャトー・マルロメは、ドルドーニュ川とガロンヌ川という2筋の川に挟まれたアントル・ドゥ・メール地域に位置します。マルロメは、サンタンドレ・デュ・ボワ村の緑の盆地に建っています。そこは、野原と森とブドウに囲まれた丘陵地帯です。また、周囲にはシャトー・ディケムのような有名なシャトーが数多くあります。

シャトー・マルロメはジロンド県で歴史的に貴重とされるもののひとつです。この城とブドウ園の歴史は16世紀に遡り、ボルドー高等法院の評定官でサン・マケールとローザンの領主だったエチエンヌ・ド・ロステギー・ド・ランクルが、貴族趣味の館を建てたのが始まりです。

1780年頃、城はマルロメ男爵の未亡人、カトリーヌ・ド・フォルカードに売却されました。カトリーヌは亡き夫を偲んで、城の名称を変えました。

1847年、城は、ナポレオン3世の下で国務院議長だったジャン・ド・フォルカードと、彼と半分血がつながった兄弟で、パリ軍事総督や戦争大臣を務めたサン・アルノーの元帥の手に渡りました。どちらも、 “ヴィオレ・ル・デュクに従って”ネオ・ルネッサンス様式で城を修復しました。

1883年、アデル・ド・トゥールーズ=ロートレック伯爵夫人が、重要な巡礼の地ヴェルドレに近いという理由から、この領地を購入しました。城の建築は、中央の見事な長方形の塔が際立つ本館が特徴です。その両側面の端には2つの円形の塔があります。そこから3つの翼棟が2つの塔をつなげるように直角にしつらえられて、中庭を完全に閉じる形にしています。面積は2,800平方メートルで、19世紀に作られた広大な公園の中に位置しています。